新型コロナの制限措置、6月30日付で緩和

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新型コロナウイルス感染症対策の各種の制限措置が6月30日付で緩和された。商店、飲食店、映画館、劇場、美術館、スポーツ施設、プールなど、大衆を受け入れる施設における入場者数制限が解除された。立ち見の屋内のコンサートホールやフェスティバルの開催も認められたが、入場者数の制限(75%)は維持された。屋内外の1000人を超える非着席のイベントでは、衛生パス(ワクチンの接種証明または最新の陰性証明など)が必要だが、マスクの着用は義務ではなくなった。1000人未満では、衛生パスは必要としないが、マスク着用が義務付けられる。ディスコ・ナイトクラブの営業は7月9日から再開できるが、屋内では入場者数の制限(75%)が設けられ、衛生パスなどの条件が課せられる。対人距離の確保、頻繁な手洗いのほかに、商店、行政サービス、事務所、交通機関、学校などの閉鎖空間ではマスク着用が継続される。屋外のマスク着用義務は既に解除されているが、対人距離が確保できない場合には着用義務が継続されている。
6月30日には夏季バーゲン(ソルド)も開始された。期間は7月27日までの4週間。