西アフリカの貧困国といわれるニジェールでは近年、ウランの生産量が増加し、新たに石油生産も開始され、資源開発への期待が高まっている。しかし、収入の公平な分配を求め…
カテゴリー: アフリカ経済・産業・社会事情
中東の首長国カタールとアフリカ
中東の小国カタールは、豊富な天然ガス資源に恵まれ、湾岸諸国の中でも群を抜いて高い所得水準を誇る。天然ガス資源の枯渇が富の終わりとなることを見越したカタールは、各…
鉄道整備がようやく再開、植民地時代からの夢が実現
アフリカでは近年の著しい経済成長を背景に、各地で鉄道インフラ整備プロジェクトが推進されている。豊富な地下資源を開発しても、それを効率的に輸送する手段がなければ意…
アフリカに根を張り巡らせるモロッコ
アフリカと欧州の中間に位置するモロッコは長い間、アフリカから欧州への「人の流れ」の中継地となってきたが、急成長するアフリカ経済への関心の高まりとともに、アフリカ…
ワルザザートの二つの夢-ソーラープランと映画都市
太陽の光に恵まれたモロッコは、太陽エネルギー発電の発展を目指す「モロッコ・ソーラープラン」を2009年に発表した。このプランの中核となるのが、同国で最も日照時間…
「持てる国」アルジェリアの憂鬱(ゆううつ)
アルジェリアは、資源が豊かな「持てる国」とされる。しかし、その豊かさの背後には、石油・ガスに極度に依存した不安定な経済構造がある。石油収入により潤ってはいても、…
アフリカ諸国で脱ドル化の取り組み
歴史的に米国との関係が深く米ドルが経済に浸透していた南米諸国が「脱ドル化」政策を推進したが、豊富な資源を切り札に成長を遂げるアフリカにおいても同様に、コンゴ民主…
フランスの対アフリカ政策-その変遷と現在
オランド大統領の下、フランスの対アフリカ政策は新たな時代を明確に踏み出した。植民地独立後に続いてきた不透明な影響力行使の時代は終わり、グローバル化した世界の中で…