アフリカでは近年の著しい経済成長を背景に、各地で鉄道インフラ整備プロジェクトが推進されている。豊富な地下資源を開発しても、それを効率的に輸送する手段がなければ意…
カテゴリー: アフリカ経済・産業・社会事情
アフリカに根を張り巡らせるモロッコ
アフリカと欧州の中間に位置するモロッコは長い間、アフリカから欧州への「人の流れ」の中継地となってきたが、急成長するアフリカ経済への関心の高まりとともに、アフリカ…
ワルザザートの二つの夢-ソーラープランと映画都市
太陽の光に恵まれたモロッコは、太陽エネルギー発電の発展を目指す「モロッコ・ソーラープラン」を2009年に発表した。このプランの中核となるのが、同国で最も日照時間…
「持てる国」アルジェリアの憂鬱(ゆううつ)
アルジェリアは、資源が豊かな「持てる国」とされる。しかし、その豊かさの背後には、石油・ガスに極度に依存した不安定な経済構造がある。石油収入により潤ってはいても、…
アフリカ諸国で脱ドル化の取り組み
歴史的に米国との関係が深く米ドルが経済に浸透していた南米諸国が「脱ドル化」政策を推進したが、豊富な資源を切り札に成長を遂げるアフリカにおいても同様に、コンゴ民主…
フランスの対アフリカ政策-その変遷と現在
オランド大統領の下、フランスの対アフリカ政策は新たな時代を明確に踏み出した。植民地独立後に続いてきた不透明な影響力行使の時代は終わり、グローバル化した世界の中で…
中国のアフリカ進出-再生可能エネルギーが新たな舞台に
2000年代に入り、中国のアフリカ進出は目覚ましい拡大を遂げた。メード・イン・チャイナ製品の販路、農村労働力の雇用先の確保、経済成長に必要な鉱業資源の獲得という…
アフリカの中間層の台頭、モバイルバンキングが興隆
アフリカでは、都市に居住して情報通信技術(ICT)を活用する中間層が増えている。中間層の増加が携帯電話の普及と同時進行したことで、モバイルバンキングが銀行サービ…