グランパリ・エクスプレス、2030年の全線開通予定に遅れ

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大パリ圏環状地下鉄(グランパリ・エクスプレス)の整備計画では、自動運転のメトロ新線(15、16、17、18)が2030年までに開業する予定だったが、整備事業を担当する公社SGPはこのほど、15号線の西側区間が2030年までには開業できないと発表した。副都心ラデファンスを通るセーブル・クールブボワ間の区間の工事開始が遅れ、開業日程を保てなくなった。延期後の開業日程は公表されていない。遅れに伴う工事費用の膨張はないと説明した。
SGPはその一方で、2024年のパリ五輪の輸送手段として期待されているメトロ14号線の延伸計画(北はサンドニまで、南はオルリー空港まで)の開業日程は維持した。