報道によると、ルノーと日産自動車は次世代のEV用モーターを各々が別途に開発する方針という。両社は、最近に共同開発したEV専用共通プラットフォームなどを披露したばかりで、研究開発投資の共通化を推進する方針を提示していたが、それと裏腹に、次の世代のモーターの開発ではそれぞれが独自路線を進みつつある模様。ルノーは現在、仏自動車部品大手ヴァレオと次世代モーターの開発にすでに取り組んでおり、2027年からクレオン工場で生産する予定だが、日産はこのプロジェクトには参加せず、異なる技術の開発を進めているという。
ルノーはコメントを控えているが、この情報が本当なら、アライアンスに新たな亀裂が生じている可能性もある。