ナポレオン没後200年、遺品の人気は衰えず

ナポレオンが流刑先のセントヘレナ島で死亡してから、この5月5日でちょうど200年目を迎えた。経済紙レゼコーは同日付で、ナポレオンの遺品の人気が高いことを報じた。
オークションハウスのオズナはフォンテーヌブローで5日に競売を開く。ナポレオンのシャツ(評価額3万-4万ユーロ)や自筆書簡(同300-400ユーロ)などが出品される。ナポレオンの遺品は数が多く、安いものだと一般人にも手が届く額となる。それだけ関心を持つ人の広がりは裾野が広い。
逸品を狙うコレクターの数はさほど多くないという。最近に、「閣僚らが非合法営業のレストランで会食しているのを見た」と発言(後に発言を撤回)して物議を醸したコレクターのピエールジャン・シャランソン氏がその一人で、同氏は2019年に50万ユーロでナポレオンの玉座を落札した。高値での落札の例としては、2014年に韓国人実業家が180万ユーロで購入したナポレオンの山高帽がある。ナポレオンの遺品売買に詳しい鑑定家のジャンクロード・デイ氏によれば、逸品を購入するコレクターの数は50人程度で、個人崇拝的な側面もあって、一旦落札された物品が転売されるケースは多くないという。