仏ブイグ、メトロ15号線の新区間の建設契約を獲得

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仏建設大手ブイグが率いるコンソーシアムが、パリ大環状自動運転メトロ(グランパリ・エクスプレス)整備計画の枠内で、メトロ15号線の新区画の建設契約を獲得した。契約額は10億8700万ユーロ。2031年の運転開始を予定する15号線東部分の第2区画(サンドニ・プレイエルとドランシー・ボビニー駅を結ぶ区画)において、ブイグはトンネル8kmと4駅などの設計・建設を請け負った。コンソーシアムにはブイグのほか、Colas RailやEgisが参加。土木工事は事前に完了している。運行事業者はRATP(パリ交通公団)子会社が率いるコンソーシアムとなる予定。
15号線東部分の第1区画の建設については、ブイグの競合エファージュのコンソーシアムが2023年12月に契約(25億4000万ユーロ)を獲得していた。