マクロン大統領、モンサンミッシェルを訪問

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マクロン仏大統領は6月5日、モンサンミッシェル修道院創立1000周年記念行事の一環として同修道院を訪問し、演説した。大統領は演説のなかで、「自然を構成する要素の制御、自然の一層の美化、歴史の継承における、フランスの恒常性とレジリエンス」を称揚した。
大統領のモンサンミッシェル訪問には、年金改革により低落した支持率を回復させると同時に、伝統的要素を強調することによって野党の共和党(中道右派)の支持者への訴求効果を上げ、少数与党という議会における困難な状況を打開しようとする目論見もあるのではないかと見られる。