仏工業生産、10-12月期に増加

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3日発表のINSEE統計によると、仏鉱工業生産は12月に前月比で1.1%増加した。前月の2.0%増と比べると減速したが、増加が続いた。ただし、10-12月期では、前の期比で0.7%減、前年同期比で0.2%の減少を記録した。これは、鉱業・エネルギー生産の後退に主に由来しており、同生産は、前の期比で6.1%減、前年同期比で14.5%の大幅減を記録している。12月に限ると、前月比で6.0%増を記録し、前月の0.3%減から増加に転じた。鉱業・エネルギーを除いた工業生産は増加傾向を示しており、10-12月期に前の期比で0.2%、前年同期比で2.6%の増加を記録した。12月に限ると前月比で0.3%増を記録した(前月は2.4%増)。10-12月期を前の期比でみると、製油等が13.5%減と後退が目立ち、これにはストの影響がある。食品加工でも0.7%減を記録した(前年同期比では1.7%減)。自動車も2.6%減を記録しているが、前年同期比では15.9%の大幅増を記録した。これは、前年同月にはサプライチェーンの混乱の大きな影響が出ており、それとの比較で、大きな回復を示したという事情がある。化学も前の期比で4.3%、前年同期比で8.2%の後退を記録した。