企業における新型コロナウイルス制限措置、14日に解除へ

3月14日（月）付で、新型コロナウイルス関連の制限措置が緩和される。ワクチン・パスによる制限が基本的に廃止され、屋内のマスク着用義務も、公共交通機関を除いて解除される。また、企業における一連の制限も解除される。ボルヌ労相が8日に確認した。
企業においては現在、一定の距離を置くことや、食事をとる際の制限（事務机で食事をとることが推奨）、施設内のマスク着用義務などが適用されている。14日付ではこれらの残余の制限措置が解除される。なお、リモートワークについては、労使間の協議によりルールを決めることになっており、一時の「リモートワーク原則義務」は既に解除されている。
ただし、感染者数が変わらずに多いことを踏まえて、手指洗いの励行や、表面部分の洗浄、換気の徹底といった衛生規則の実行は引き続き求められる。「新型コロナウイルス感染症の流行期以外のリスク予防措置」に関するガイドラインが近く企業向けに提示される。