アフリカ:サウジアラビア、2021年に10億ドルを投資へ

サウジアラビアは、新型コロナウイルス危機の打撃を受けたアフリカの開発途上国を支援するため2021年に30億リアル超(約10億ドル)を拠出する。ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が5月19日、パリで開催中のアフリカ諸国のファイナンスのためのサミットの席上発表した。サウジ開発基金を通じて投資、貸付、無償援助を行う。また、仏開発庁(AFD) と協力してサヘル地域に2億ユーロを投入することも約束した。皇太子は、サウジアラビアがこれまでにアフリカのエネルギー、鉱山、テレコム、食品などの部門に40億ドル相当を投資したとも発表したが、その期間については明らかにしなかった。サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールを中心に、湾岸諸国は近年、アフリカにおける政治・経済的な影響力を強めている。
マクロン仏大統領の提案で18-19日に開催されたこのサミットにはアフリカ・欧州30ヵ国の元首と国際機関代表が参加した。国際社会はアフリカの新型コロナウイルス対策を支援することを約束したが、そのために具体的な財政支援を確約するには至らなかった。世界銀行はこの機会に、国際金融公社(IFC)を通じてアフリカの中小企業と貿易にそれぞれ10億ドルを投入すると発表した。危機後の経済再建を後押しし、医薬品や食料など生活必需品の貿易を円滑にすることを目的とする。
AFP 2021年5月19日