トランプ大統領がスマホやコンピュータを追加関税の対象から除外した。中国に合計で145%の追加関税を
課しているため、中国を主要製造地としているアップルなどは製品価格の高騰で大変な目にあうのでは、と
言われ、デルなども早々と値上げを予告していたが、除外の決定にほっと一息ついている模様。筆者自身は
iPad以外はアップル製品を使わないし、スマホやスマートウォッチは身の丈に合わせて中国製の安物を使っ
ているので、iPhoneやMacが一気に値上がりしてもなんの痛みもないが(そもそも当面は大西洋の向こう側
のことだ)、パソコンやモニターは近年デルやHPの製品を愛用しているので、もしかして欧州にも値上げ
のとばっちりが…とちと心配だった。やれやれ杞憂に終わったか、と思いきや、スマホなどにはまた別途に
半導体関連の関税をかけるというニュースも飛び込んできた。こうなるとなにがなにやらさっぱりわからな
い…この先どうなるのか、もう考えたくもない…という気分になってくる。結末がどうなるかまるで読めな
い展開は、お約束通りのシナリオで進行するドラマや映画などに倦んでいる身には刺激的で、現実が時にフ
ィクションを超えるのはそれ自体としてはけっこうなのだが、神経がやたら疲れる。結局大統領が暗殺され
て、いきなり幕引き、というようなつまらない結末にならないといいが…なんせアメリカだからなあ…