消費が全体的に停滞する中で、チート食のように楽しさを求める製品はよく売れているという。ルパリジャン紙が2日付で報じた。
カンターの調べによると、消費財の販売量は全体で2024年に0.9%の減少を記録した。その一方で、スナック類や、特に甘いものは人気がある。クラッカー類は29%増、チョコバーは8%増、チョコレートスプレッドは5%増、マロンクリームは4%増、チップスは4%増などと売上を伸ばした。ニールセンIQによると、板チョコレートの販売は2024年に2400万枚増を記録。「ドバイ・チョコレート」(フランスでは「天使の髪の毛」という異名を持つ細麺状のお菓子クナーファとピスタチオが入ったチョコレート)のような流行りものもある。ディスカウント店のLidlがこのほど1枚4.99ユーロと高めの価格設定で売り出したが、売り切れの盛況となっている。
市場調査会社サーカナのエミリー・メイエ氏によると、「単に楽しみのためというだけでなく、滅入った気分や気候不安症などの恐怖心から逃れたい」という気持ちから、甘いものなどに惹かれるという世相がある。同じ理由からか、アルコールでは、テキーラ(カンター調べで24%増)やジン(同19%増)など、カクテル系のお酒がよく売れている。