仏経営者景況感、11月に前月並みを維持

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

11月24日発表のINSEE統計によると、経営者景況感総合指数は11月に102ポイントとなり、9月以来で同水準を維持した。長期の平均である100をわずかに上回る水準を確保した。
工業部門の景況感指数は11月に101ポイントとなり、前月から2ポイント後退した。自社の事業の水準と受注残に関する見方が悪化している。
建設部門では2ポイント低下の113ポイントとなった。これまでの事業と今後の事業の見通しのいずれについても判断が後退した。
サービス部門では2ポイント後退の104ポイントとなった。事業の今後の見通しに関する判断がわずかに後退した。
小売業(自動車販売・修理含む)は前月並みの97ポイントとなった。長期の平均を下回る水準が続いている。
卸売業(2ヵ月に1度の調査)では逆に景況感指数が9月より5ポイント上昇の102ポイントとなった。外国からの納入状況の改善などが景況感を押し上げた。