アラス市(パドカレ県)近くのビュルクール村(人口200人超)で、国税調査官が税務調査の訪問先で殺害される事件が起きた。アタル予算担当相が11月21日、上院で発表した。調査のためにビュルクール村に住む古物商(46)の自宅を訪問した2人の調査官のうち1人が刃物で殺害された。残りの1人は椅子に縛り付けられている状態で発見された。目撃者からの通報を受けて憲兵隊が駆けつけたが、刺された税務調査官はすでに死亡しており、犯人も銃で自殺し、やはりすでに死亡していた模様。村長によると、犯人は4年前に農家を買い取って住み始め、これまで村に溶け込み何の問題も起こさなかったという。