週末に「文化遺産の日」

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

17日と18日の週末に、毎年恒例の「文化遺産の日」のイベントが各所で行われる。「文化遺産の日」は今年で39回目を迎えた。普段は非公開の官民の様々な施設が一般公開される。定番の大統領府をはじめとして、普段は見られない様々な施設を原則として無料で見学することができる。今年は、つかの間の晴れ間かもしれないが、ひとまず新型コロナウイルス騒ぎが一段落していることもあり、多くの人出が予想される。
日刊紙ルパリジャンは14日付で、パリ首都圏をはじめとする穴場を紹介。鉄道好きには見逃せないのが、RATP(パリ交通公団)のビルヌーブサンジョルジュ(バルドマルヌ県)にある保管倉庫(RER D線のVilleneuve triageより)で、ここには歴代のすべてのパリ・メトロの車両が保管されている。RATPは今回、マジシャンをガイドとする見学ツアーを企画。参加には予約が必要(magiciensdupatrimoine.ratp.fr/#Formulaire)。他方、火災の被害を経て、2024年末の再オープンを目指して工事中のノートルダム寺院には、工事の作業の様子を見学できる特別コースが設けられる。石や木の細工、ステンドグラスの制作等の展示も設けられる。