営業再開を準備する商店・飲食店

政府が段階的な制限措置の解除の日程を示したことで、営業再開に向けた準備が本格化している。
商店の営業は5月19日(水)の再開が予定されている。商店の営業は全国的に4月3日に禁止された。それより一足早く、2万平方メートル超のショッピングモール内の店舗は1月31日より営業が禁止されていた。再開の前提となる衛生基準はまだ固まっていないが、業界団体は3月末の時点で政府に基準案を提示。顧客1人当たりの最小面積を、従来の8平方メートルから10平方メートルへ引き上げると共に、ウイルスの存在の目安となる屋内の二酸化炭素濃度を低く保つことや、入口のエアーカーテンの不使用などを提案した。
飲食店の場合は、テラス席の営業が19日に再開され、次いで6月9日(水)に屋内営業が再開される予定になっている。テラス席があるのは全体の25-30%の店舗に過ぎない。テラス席のみの営業では利益は出せないが、業者側は常態化への第一歩として、客足の回復に向けた流れをつけるためにこの再開に大きな期待を寄せている。19日には、夜間外出禁止令の開始時刻も、現在の19時から21時へと変更されることになっており、業者側はこれにも期待している。6月9日の屋内営業の再開においては、定員の50%減が条件となるが、夜間外出禁止令の開始時刻も、23時とさらに遅くなる。業界の悩みの種は人員の確保で、再オープンに向けた在庫の構築もこれから動き出すことになる。どの程度のペースで客足が戻るかは未知数だが、世論調査によると、制限期間中に恋しかったこととして、国民の86%が「飲食店の利用」をあげており、これは「家族や友人に会う」の75%よりも高い。