平和の祭典

投稿日: カテゴリー: アライグマ編集長の日々雑感

フランスは新内閣が決まらないまま、政治空白の中で五輪を開催中。開催前には盛り上がりにかけるきらいもあった
が、いったん始まれば、オリジナルな開会式やフランス人選手の予想外の健闘も手伝って、なかなか楽しい祭典になり
つつあるようだ。現金なものだ、という気もするが、やはり同じ争うならスポーツで競うほうが、紛争や戦争やテロよ
りは何倍も好ましい。国別で勝敗とメダル数を競う五輪の擬似戦争・代理戦争的側面はいかがなものか、と思わないで
もないが、実際の戦争が続く世界情勢の中に五輪を置いてみれば、これはやはり平和の祭典と言わざるをえない。残念
な世の中である。