1月1日付で一連の改定

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

1月1日付で一連の改定が実施された。
法定最低賃金(SMIC)は1.13%の引き上げの対象となった。インフレ率に連動して自動改定された。月額手取りで1383.08ユーロから1398.69ユーロへ引き上げられた。
断熱リフォーム向けの奨励金「MaPrimeRenov’」は、断熱効率が特に低い住宅(分類がF又はG)に対象が絞り込まれた。分類の2段階以上の改善が要求されるなど、条件が厳しくなった。
ポールアンプロワ(ハローワーク)が「フランス・トラバイユ」に改称された。職業高校の企業研修は有給となった(学年により1週間につき50-100ユーロ)。
自動車の速度上限の超過が時速5km以内であれば、減点の対象から除外され、罰金(68-135ユーロ)のみの適用となる。また、運転免許取得の最低年齢が満17才に引き下げられた。
月額100ユーロ未満(保険除く)のEVリース制度が発足した。政府が支援を与える新制度で、年間標準所得額が1万5400ユーロ以下(1人当たり)であることが条件となる。職場との距離が15km以上であるか、年間の職業上の走行距離が8000km以上である人が優先される。
電気電子製品等の修理奨励金制度で、対象製品が拡大(49から73へ)されると共に、支給額が増額された(洗濯機・食洗機・乾燥機は50ユーロ、掃除機は40ユーロ、テレビ受像機は60ユーロ)。