マクロン仏大統領の支持率が回復

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仏レゼコー紙が調査会社Elabeに依頼して実施した月例調査(6月2日発表)によると、マクロン仏大統領の支持率は1ヶ月間で4ポイント上昇し、29%に達した。大統領の支持率は、国民に不人気な年金改革を受け、2ヶ月連続で7ポイント下落していた。Elabeでは、大統領の支持率は年金改革前のレベルを回復しておらず、年金改革の影響はいまだに解消されてはいないが、社会の緊張は緩和される傾向にあると説明している。特に、「大統領をまったく信頼しない」という回答は、前回調査から6ポイント低下した。この割合は、前回調査には47%に達し、2018年冬の「黄色いベスト運動」時の51%以来の水準に達していた。
大統領の支持率は、大統領が従来から強かった層(比較的裕福な層、右派支持層、都市生活者など)で回復が著しく、例えば、管理職層では10ポイントの上昇を見せた。