高速道路料金、2月1日付で平均4.75%の引き上げへ

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

高速道路の料金が2月1日付の年次改定で平均4.75%引き上げられる。運輸省が2日に発表した。
引き上げ幅は、2021年の0.44%、2022年の2%に比べてかなり大きくなる。運輸省はこれについて、インフレ率(たばこ除く)の70%相当の引き上げを約束する契約上の規定と、新たな投資に対応した引き上げだと説明。いずれにしても、引き上げ幅はインフレ率(10月時点で6.33%)よりも低めに抑制されるとしている。
高速道路料金の引き上げが反発を招く恐れがあることを考慮し、利用が多いドライバーを対象とする割引制度も強化される。バンシ、APRR、SANEFの運営する高速道路においては、同じ区間を1ヵ月に10往復以上するドライバーに対する割引率を、30%から40%に引き上げる。また、APRRとSANEFが運営する高速道路においては、EVを対象にした5%の割引が適用される。