通信事業者、セットトップボックスの自動スリープ機能を一般化へ

投稿日: カテゴリー: 欧州デジタル情報

バロ仏デジタル経済担当閣外相は10月10日、政府の省エネ計画の枠内で、通信事業者がインターネットとの接続機能を持つセットトップボックスの自動スリープ機能を一般化すると発表した。閣外相は、「自動スリープ機能を持つセットトップボックスやデコーダーは存在するが、すべてがそうであるわけではない」と指摘、事業者が、既存のセットトップボックスに関しては、ソフトのアップデータを通じて、自動スリープ機能を実現するか、新世代セットトップボックスでは、自動スリープ機能がデフォルトで実装されるよう約束したと説明した。
一部のインターネット・ユーザーは、閣外相の発言を、例えば夜間にインターネットへのアクセスを妨げるものだと解釈したが、閣外相の官房は、「自動スリープ機能は、セットトップボックスに何らかの機器が接続されたなら解除される」として、ユーザーがインターネットにアクセス不能となることはないと説明している。