ユーロ圏、すでにリセッション入り(UBS)

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スイスの大手銀行UBSが8月25日に発表した報告書によると、エネルギー価格の高騰が原因で、ユーロ圏はすでに「浅い」リセッションに入っており、リセッションは年末まで続く見通しという。UBSはエネルギー価格の高騰が家計消費や設備投資を圧迫することを理由に、ユーロ圏経済の第3四半期(7-9月)と第4四半期(10-12月)の前期比成長率をそれぞれマイナス0.1%とマイナス0.2%と予測。また2023年の成長率見通しを1.2%から0.8%へと下方修正した。
UBSは天然ガス価格はもっと上昇するが、厳しいガス不足は発生しないと想定しているものの、ガスの配給制が必要になるようであれば、経済への悪影響はもっと深刻になるとも指摘した。