ルノー、ブラジルで20億レアルを投資へ

投稿日: カテゴリー: 欧州自動車・モビリティ情報

ルノーはブラジルで新型商用SUVと1.0ターボエンジンを生産する目的で、20億レアル(3億7712万ドル)を投資すると発表した。サン・ジョゼー・ドス・ピニャイス(パラナ州)の工場に、ルノー・日産・三菱自動車アライアンスが開発したBセグメント用共通プラットフォーム「CMF-B」を新設する予定で、同プラットフォームは将来的にEVの生産も可能にする。
ブラジルでの新車の生産計画は現地子会社のレベルでは予告済みだったが、親会社の承認待ちの状態だった。ホセ・ビセンテ・デ・ロス・モゾス副社長は、ラテンアメリカはルノー・グループにとり非常に重要であり、グループの世界戦略に沿って、ブラジルで生産する製品をラテンアメリカ諸国向けに提供すると述べた。
ルノーのラテンアメリカ事業責任者であるルイス・フェルナンド・ペドルッチ氏は、「ルノー・グループの世界最高の技術を用いて新製品を投入する準備を進めることになり、ラテンアメリカ事業にとり重要なステップとなる」と歓迎した。

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