新型コロナウイルスの感染が再拡大している件で、ボルヌ首相は6月28日に、各県の県知事と保健責任者を集めたリモート会議を開き、対応を協議した。首相はこの機会に、マスク着用を「推奨」する方針を伝えた。義務化は見送った。
首相はこの機会に、「人が密集する場所」と「閉鎖的な空間、特に公共交通機関の混雑時」について、マスク着用を推奨するとの政府の方針を明示。首相はまた、「頻繁な手指の消毒」、「閉鎖空間の定期的な換気」、「症状が出たらただちに検査を受け、陽性が確認されたら自主隔離する」などの対応を徹底するため、広報活動に力を入れるよう、各県の責任者らに指示した。
新型コロナウイルスの感染確認数は28日の1日間で14万7248人を記録。前週は1日平均で7万人余りと、50%増を記録していたが、足元で増加の勢いはさらに強まっている。すべての県で増加が記録されている。