フランス初の洋上風力ファームが運転を開始

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェストエネルギー・環境レポート

フランスで初めて洋上風力発電が稼働を開始した。サンナゼール沖の洋上風力ファームが6月の第2週に運転を開始したことを、ファームの所有者であるコンソーシアム(仏電力大手EDFの再生可能エネルギー子会社などが構成)と仏送電事業者RTE(EDFの子会社)が6月10日に発表した。
同ファームは去る4月に発電機を設置し始めて、現在は27基を設置済み。最終的には80基の設置を予定し、年末までに段階的に進める。
フランスは洋上風力発電の開発で遅れをとったが、マクロン大統領は2050年までに50ほどの洋上風力ファームを整備し、40GWの発電容量を確保することを目標としている。現在建設中のファームでは、フェカン沖のファームが2023年に運転を開始する見通し。