2月の仏インフレ率(前年同月比)、3.6%まで上昇

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3月15日発表のINSEE統計によると、2月の消費者物価指数は前月比で0.8%上昇した。前月の0.3%上昇から、物価上昇の勢いは加速した。エネルギー価格の上昇(1月の2.9%に対して2月には3.6%上昇)が物価を押し上げた。特に石油製品の上昇(1月に4.9%、2月に5.6%の上昇)が目立った。サービス料金の上昇率も0.5%(前月は0.3%)に加速した。工業製品価格は、前月の1.0%低下から0.6%の上昇に転じた。バーゲンセール期間が終了した影響が出た。食品(1月の0.6%上昇に対して2月は0.3%上昇)とたばこ(同じく0.2%に対して0.1%)では上昇の勢いが鈍った。季節調整後では、2月の消費者物価指数は前月比で0.7%の上昇を記録した。1月は0.6%の上昇だった。
前年同月比でみると、消費者物価指数は、1月の2.9%の上昇の後で、2月には3.6%の上昇を記録し、インフレが亢進した。エネルギー価格の高騰(1月に19.9%上昇、2月に21.1%上昇)が目立した。また、サービス料金は2.2%(前月2.0%)、工業製品は2.2%(同0.6%)、食料品は2.1%(同1.5%)の上昇を記録し、いずれも値上がりが加速した。
変動が激しい製品を除外した基礎インフレ率は2.5%となり、前月の1.6%を上回った。欧州連合(EU)基準のインフレ率は4.2%となり、前月の3.3%を上回った。