大統領候補のリストが確定、12人が立候補

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大統領選挙の候補者リストが7日に発表された。全部で12人が立候補を認められた。
選挙管理委員会を務める憲法評議会が発表した。立候補するには、市町村長など500人から推薦署名を集めて提出する必要があり、署名集めに成功した候補者が手続きを経て立候補を認められた。
世論調査で支持が高い順では、エマニュエル・マクロン大統領、極右RNのマリーヌ・ルペン候補、共和党のバレリー・ペクレス候補、右翼のエリック・ゼムール候補、左翼政党「不服従のフランス」のジャンリュック・メランション候補の5人が主要候補となる。左派陣営では、環境政党EELVのヤニック・ジャド候補、社会党のアンヌ・イダルゴ候補、共産党のファビアン・ルーセル候補、そして極左政党LOのナタリー・アルトー候補とNPAのフィリップ・プトゥ候補が立候補を認められた。プトゥ候補は駆け込みで500人の署名集めに成功した。このほかに、右翼政党「立ち上がれフランス」のニコラ・デュポンテニャン候補、農村派の変わり種下院議員として知られたジャン・ラサール候補の合計12人が候補となった。
候補のうち女性は4人(ルペン、ペクレス、イダルゴ、アルトー)。初出馬はペクレス、ゼムール、ジャド、イダルゴ、ルーセルの5候補。大統領選挙は、第1回投票が4月10日に、決選投票が上位2候補の間で4月24日に行われる。