失業者数、10年来で最低の水準に

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26日発表のポールアンプロワ(ハローワーク)集計によると、10-12月期の失業者数は333万6000人となり、前の期から20万8500人、率にして5.9%減少した。前年同期比では、47万9600人、率にして12.6%の大幅減を記録した。失業者数は2020年には新型コロナウイルス危機の影響で7.5%の増加を記録していたが、2011年にはその増加分を払拭して余りある減少を記録し、2012年7-9月期以来の最低水準まで下がった。
当該月に一定の就労実績がある求職者を加えた失業者総数は565万9000人となり、前の期比で3.6%、前年同期比では5.8%の減少を記録した。1年以上の長期失業者数は前の期比で4.1%、前年同期比で6.2%減少し、280万人にまで後退した。失業者総数の49.6%を占めている。
当該月に就労実績がない失業者に限ると、25才未満の失業者の減少率(前の期比)が8.5%となり、最も大きかった。前年同期比では17.8%減を記録した。