フランス発行の1・2ユーロ硬貨、新デザインの硬貨が年頭より流通開始

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フランス発行の1ユーロ及び2ユーロ硬貨のデザインが変更された。新しいデザインの硬貨の流通が2022年年頭に開始した。1200万枚がひとまず投入され、次いで数ヵ月間で合計4000万枚が新たな硬貨に切り替えられる。
ユーロ硬貨は、各国が鋳造することになっており、数字が刻印されている面は共通だが、もう一方の面のデザインは各国に決める権限がある。15年間に一度はデザインを変更できる規定になっているが、これまでにデザインを変更した国は、国王の退位を反映させた国(ベルギー、スペイン、オランダ)に限られている。フランスは、ユーロの貨幣導入から20周年を記念し、また輪番制の欧州連合(EU)議長国就任(2022年上半期)にあわせて、この年頭より新デザインに切り替えることにした。デザインはこれまでの「生命の樹」のモチーフを基本的に踏襲しているが、樫とオリーブを混交させた形状としてダイバーシティを表現するなどの工夫を凝らした。
これと関連して、政府は、EU議長国就任にあわせて、この年頭にパリの凱旋門下にEUの旗を飾ったが、これには、無名兵士の墓である凱旋門に、フランスの三色旗ではなくEU旗を掲げるとは何事だとする批判の声が、極右勢力及び保守勢力から上がっている。