米コストコ、仏2号店をパリ首都圏にオープンへ

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米コストコは、パリ首都圏セーヌエマルヌ県のポントーコンボー市内に2号店をオープンする。食品小売大手ルクレールの旧店舗を鞍替えする。11月半ばにオープンする。
同社は2017年にパリ首都圏エソンヌ県のビルボンシュルイベットに初号店を開いた。2027年までにフランス国内で15店を開くのが目標だった。しかし、1万2000m2以上(食品小売の大型店の規模に相当)の不動産の確保が難しく、計画の実施は遅れている。同社は、パリ首都圏で4-6店、各大都市で1-2店を展開する方針に変わりはないと説明しているが、その実現の日程については明らかにしていない。
コストコ初号店の会員数は16万を超える。1回の買物額は平均で171ユーロ、2020年年商は1億3500万ユーロに上る。取扱商品は3500点に限られ、食品とそれ以外の商品がそれぞれ半分を占める。