住宅ローン金利、過去最低記録を更新

クレディロージュマンが20日に発表した集計によると、住宅ローンの平均金利(新規与信時)は4-6月期に1.06%(保険除く)となり、過去最低記録を更新した。平均償還期限は237ヵ月となり、過去最長記録を更新した。
住宅ローン金利は7月に入ってからも低下しており、速報値では1.05%まで下がっている。
2020年には、新型コロナウイルス危機の影響で、新規与信額が1700億ユーロ程度と、10%の減少を記録していた。2021年4-6月期には、第1次ロックダウンで特に冷え込んでいた前年同期と比べると46.5%の大幅増を記録しているものの、直近12ヵ月のペースを見ると1650億ユーロ程度と、後退を記録していた2020年通年の水準と比べてさらに見劣りがするペースとなっている。この後退が金利を押し下げる要因となっている。償還期限が長くなっているのも同じ理由による。所得水準が法定最低賃金(SMIC)の3倍未満という債務者の場合、10ヵ月増の242ヵ月と最も増加幅が大きく、償還期限の延長は、より所得が低い層への与信を可能にするという役割を果たしている。ただし、その一方で銀行は与信基準を厳しくしており、与信額に対する前金の比率は上昇する傾向が続いている。これは、当局機関のHCSFが、可処分所得に占める返済額(保険含む)の割合を35%以下にするといった指導を強めていることによる。