2月26日に発表されたINSEEの幸福度調査によると、2023年に幸福度評価(10点満点)の平均点は7.2となった。16歳以上の国民を対象に、自身の幸福度について10点満点評価を求めた結果を集計した。この平均点は欧州諸国の平均並み(7.3)という。ちなみに、欧州諸国中ではフィンランドが7.8で特に高い。
フランスにおける幸福度平均点は長期的に大きな変化がなく推移している。ただ、コロナ危機の最中となった2021年には6.8まで後退していたが、現在では長期の平均的な水準に戻った。
2023年には、全体の53%の人が、7点または8点をつけた。容易に想像されるように、幸福度は収入により左右され、所得下位20%の人の平均点は6.6だが、上位20%の人では7.8まで上昇する。「しばしばまたはほとんどの時に幸福と感じている」と答えた人の割合も、前者で56%、後者で76%と大きな開きがある。健康問題の有無も幸福度を左右する重要な要因で、「極めて健康」な人は83%が幸福であると回答、健康問題を抱えている人では、幸福だと答えた人は35%にとどまった。
年齢別では、16-29歳の若い層において、幸福度平均点が7.6で最も高かった。若い世代は何かと現状に不満足であり、心の病に陥る人も多いと報じられているが、この調査にはそうした傾向は現れていない。