19日に年金改革反対のスト、大きな影響が出る見通し

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19日に年金改革に反対するストが行われる。大規模なストになる見通し。
交通ストは18日夜に始まり、20日の朝まで続けられる見通し。パリ首都圏の公共交通機関の運行には大幅な乱れが生じる。メトロは自動運転の1号線と14号線を除いて大幅な運休となる。8、10、11号線は全面的に運休、4番線では25-50%の運転となり、残りは部分的な運転となる見通し。RER(郊外連絡急行)は、路線により通常の10-50%の運行にとどまる。国鉄SNCFが運行のローカル線では、R線が全面運休、残りは10-33%の運行に留まる。トラムウェイは平均で75%、バスは平均で66%の運行が確保される見通し。
高速鉄道(TGV)の運行は、マルセイユ方面、リール方面、Ouigo(格安高速鉄道)で通常の33%、ボルドー方面・ブルターニュ方面で通常の25%にとどまる。オルリー空港発着の空の便は20%程度が欠航となる見通し。シャルルドゴール空港の発着便には影響が出ない見通し。学校でも教職員がストを予定。組合側によるとスト参加率は70%に上るという。