2022年7月26日 編集後記

投稿日: カテゴリー: アライグマ編集長の日々雑感

20年ほど前の夏に英国に旅行したことがあるが、友人のアドバイスに従って、薄手のセーターを持っていって大正解だった。北部を中心にまわったせいもあるが、しばしば肌寒いほどで、セーターがおおいに役立った。その同じ国で、今夏は40度を超える気温を記録したというのだから、驚くほかはない。いや、驚いているのは筆者が呑気だったからで、20年前にすでに今日の状況は予見されていたわけだが、それにしても、セーターを羽織った夏の旅人に、やがて40度以上の猛暑に襲われますよ、と言ったところで、即座に納得してもらうことは難しかっただろう。まことに隔世の感がある。