パリのシャルルドゴール空港、本日の空港従業員ストで25%が欠航の見込み

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

パリのシャルルドゴール空港では本日(6月9日)、空港従業員による賃上げ要求のストにより、同空港発の運航便のうち25%が欠航となる見通し。仏民間航空総局(DGAC)はスト予告に対応して、9日の7時から14時までの運航便を大幅に削減するよう各航空会社に要請し、エールフランスは85便をキャンセルすると発表した。また長距離便の出発時間変更も予告した。これに先立ちパリの主要空港を運営するADPは、保安要員のストにより待ち時間が伸びると警告していた。労組側は、一律300ユーロの賃上げを要求している。
フランス及び欧州の空港では新型コロナウイルス危機により大幅な人員削減が実施された。ここに来て旅行需要の復活で航空会社の業績が復調しつつあるが、人手不足は解消されておらず、混乱が起きている。