ウクライナ危機の影響でルノーの仏2工場が休業

投稿日: カテゴリー: 欧州自動車・モビリティ情報

ルノーは仏国内の2工場(バティイ、クレオン)の操業を一時停止することを明らかにした。これは従来からの半導体不足が一因だが、ウクライナから輸入する部品の不足も原因だという。原因についてはメディア(ラジオ局)が報道した内容をルノーとその労組も認めた。
バティイ工場は従業員数が2700人で、小型商用車「ルノー・マスター」を生産している。同工場は3月21日から1週間ほど休業する。クレオン工場は従業員数が3300人で、エンジンやトランスミッションを生産している。同工場は3月23日から25日まで休業する。これらの休業期間中、従業員は一時帰休の扱いを受ける。
ウクライナからの供給が途絶えている部品は、キエフ近郊でドイツの下請け企業が生産しているウインドウレギュレーターモジュールだという。

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