映画のテレビ・動画配信期間に関する合意成立

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト

映画の劇場公開からテレビ放送や動画配信が開始されるまでの期間の設定に関する合意が24日に一部関係者らにより結ばれた。政府が定めた法令の枠内で、映画制作業界や放送、SVOD事業者らの間で合意が結ばれた。
新たな合意においては、SVODにどの程度の権利を認めるかが焦点となっていた。SVODには、仏国内の売上高の一部を仏及び欧州のコンテンツ制作投資に振り向ける義務が新たに設定されており、これに見合った処遇をどうするかが問題だった。結局、封切から17ヵ月後には制限なしに配信を開始できる旨が定められた。この期間は、映画制作業界との合意があれば、6ヵ月後まで短縮できる。ネットフリックスは既に、15ヵ月後にまで短縮する旨の合意を結んでいる。他方、有料テレビのカナルプリュスは、6ヵ月後からの放送を認められた(従来は8ヵ月後から)。無料局による映画放送は従来の規定通り、22ヵ月後からとなるが、SVODは、無料局放送期間中は原則として配信を停止する旨が定められた。
SVODのうち、アマゾンとディズニーは合意内容を不服として合流を拒否した。ディズニーは、自前のSVODでの配信を独占する目的で、劇場公開を取りやめる可能性も示唆している。合意は3年期限で2月10日に発効。2023年時点で見直しを協議する旨の申し合わせもなされた。