大統領選挙:マクロン大統領が支持率トップ、決選投票でも優位

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仏経済紙レゼコーは1月4日より、毎日実施の大統領選挙支持率調査の結果の公表を開始した。1日に500人を対象に調査を行い、直近3日間の結果(1500人)を集計して毎日公表する。第1回投票日(4月10日)前まで発表を続ける予定。
4日発表の初回結果によると、第1回投票での支持率トップはマクロン大統領で26%に上る。第2位は、共和党のペクレス候補と極右RNのマリーヌ・ルペン候補が16%で並んだ。第3位は右翼の論客エリック・ゼムール候補が13%で続いている。左派陣営では有力候補がなく、メランション候補(不服従のフランス)が9%で最も高く、環境政党EELVのジャド候補(7%)、社会党のイダルゴ候補(4%)、共産党のルーセル候補(3%)が続く。極左2候補を含む全7候補を合算しても、ようやくマクロン大統領の支持率に届く程度で、しかもどの候補にも勢いがない。社会党のイダルゴ候補の支持率の低迷が特に目立ち、前回の社会党のアモン候補(6.3%)にも劣る水準にとどまっている。
決選投票における支持率をみると、マクロン大統領がどの顔合わせでもかなりの差で勝利する展開となっている。支持率は、ルペン候補との組み合わせで58%、ペクレス候補との組み合わせでは54%となっている。