ルノー、ワイロットに出資

投稿日: カテゴリー: 欧州自動車・モビリティ情報

ルノーは電気モーターを開発・製造するスタートアップ企業ワイロット(Whylot)に21%の出資を行ったことを明らかにした。両社は2021年6月以来すでに技術提携を結び、軸流電気モーターの開発・製造で協力してきた。ルノーはワイロットと共同開発するモーターをフルEVだけでなく、ハイブリッド車にも使用する方針。大手自動車メーカーがこのタイプのモーターを自前で生産するのは初めてとなる。
ルノーのモーター部門責任者であるフィリップ・ブリュネ氏は、ハイテク電気モーターの設計と開発を専門とする有望なスタートアップ企業であるワイロットとの関係がさらに深まることを歓迎し、ルノーの目標は、手頃な価格でしかも収益性があるEVおよびハイブリッド車を提供することだと説明した。またワイロットとの技術・資本提携は、フランスでの生産にこだわるルノーの姿勢を反映していると強調した。

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