マクロン大統領、SNS上で若者にワクチン接種を呼びかけ

マクロン大統領は2日、休暇先のブレガンソン要塞から、SNS上に動画を掲載した。新型コロナウイルスワクチンについて虚偽の情報が出回っているとし、視聴者から寄せられた質問に答えると約束した。大統領は同日に3件の回答動画を公開し、ワクチン接種を呼びかけた。
18-24才の若年層では、900万人のうちワクチン接種を開始したのは350万人に留まっている。デルタ株感染による足元の第4波では、ワクチン未接種者が入院するケースが目立っており、入院者の低年齢化も進んでいる。マクロン大統領はこの層に訴えかけることを狙って、若い世代の利用が多いSNS上でのメッセージ公表に乗り出した。大統領は黒いTシャツという「若向けの」服装でこれに臨んだ。
大統領はこの中で、ワクチン接種により、自身を守るだけでなく、他人への感染を抑止する効果が得られると説明。ウイルスで死に至ることもあり、ワクチンは生命を救うと力説した。大統領が説得的であったかどうかは別として、動画の視聴回数は数百万に上り、少なくとも話題作りには成功した。
デルタ株の感染拡大は一部地域で特に深刻となっており、海外県マルチニークに続いて海外県グアドループでも明日から3週間の予定で夜間外出禁止措置と昼間の外出制限措置が導入されることが決まった。本土ではオクシタニー地域圏など南仏で感染拡大が目立つ。全国の集中治療室における患者数は2日に95人増えて1232人に上った。