RATP(パリ交通公団)で2月18日にストが行われる。年次交渉で賃上げに関して労使間で折り合いがつかず、労組がストの実施を呼びかけた。大規模なストになる見通し。
パリ・メトロでは、8路線(2、3bis、5、7bis、8、10、11、12)が運行を完全に停止し、6路線(3、4、6、7、 9、13)はラッシュ時の6時30分-9時30分と16時30分-19時30分に限定して、25-50%の運行が予定される。自動運転の1号線と14号線は平常運転が予定されているが、混雑による混乱が懸念される。郊外と市内を結ぶ急行のRERではA線とB線でラッシュ時に50%、それ以外では33%の運行が予定され、6時30分以前と20時30分以降は運休となる。なお、18日は、パリ首都圏(イルドフランス地域圏)では冬季学校休暇前の最終日となるため、旅行に出る人で混雑が多い日であり、ストで混乱に拍車がかかる恐れがある。