EUの乗用車新車登録台数、8月に4.5%増:EVのシェアは27.7%に

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト、欧州レポート

欧州自動車工業会(ACEA)の9月24日の発表によると、欧州連合(EU)における8月の乗用車新車登録台数は70万8211台となり、前年同月比で4.5%増加した。1-8月の累計登録台数は754万6397台となり、燃料価格の上昇や地政学的不確実性にもかかわらず、前年同期比で5.3%増加している。
8月もEVの販売が引き続き好調で、BEVの販売台数は前年同月比62.7%増の19万6486台となり、BEVの市場シェアは27.7%に達した。PHEVとHEVを合わせた電動車全般の市場シェアは72.0%に上っている。1-8月の累計で見ても、BEVの販売台数は前年同期比で44.9%増加し、市場シェアは前年同期の15.8%から21.7%に拡大している。
これに対して、エンジン車の新車登録台数は減少が続いており、1-8月の累計では、ガソリン車、ディーゼル車ともに前年同期比で18.6%の減少を記録。特に、仏ではガソリン車が35.8%減、ディーゼル車は49.2%減と、主要市場の中で減少幅が最大となっている。
メーカー別に見ると、独フォルクスワーゲン・グループが8月に18万3617台(前年同月比3.2%減)を販売し、最大のシェア(25.9%)を維持。これに仏伊米ステランティス(シェア14.0%)と仏ルノー・グループ(9.4%)が続いた。ただし、3社ともに前年同月に比べてシェアを落としている。
これに対して、中国メーカーの販売拡大が続いており、BYDは8月に販売台数が前年同月比で129.4%増加。市場シェアは2.9%に達した。奇瑞汽車(チェリー)(200.6%増)やリープモーター(211.1%増)も販売を大きく伸ばしている。米テスラも52.7%増と、販売の復調が鮮明になっている。