サウジアラビアのムハンマド皇太子が訪仏:「ドラゴンボール」テーマパークの建設計画が正式発表

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サウジアラビアのムハンマド皇太子は8月24日、フランス公式訪問の機会にマクロン仏大統領と会談した。「ドラゴンボール」のテーマパーク整備計画が正式に発表された。
ムハンマド皇太子は、パリで開催されたeスポーツワールドカップの閉幕に立ち会った後、マクロン大統領と会談した。eスポーツワールドカップはソフトパワー戦略の一環で、サウジアラビア資本の主催者の下で毎年、リヤドで開催されているが、今年は、中東紛争のため、パリが代わって開催地となった。ムハンマド皇太子はこの機会にフランスを公式訪問した。
首脳会談の際には、既に報道の対象となっていたテーマパーク整備計画が正式に発表された。パリの西方に位置するセルジー市(バルドワーズ県)に3つのテーマパークを整備するため、60億ユーロを投資する。2万2000人の直接雇用の創出が予定されており、これは、パリを挟んでちょうど東方に位置するディズニーランド・パリに匹敵する規模であるという。サウジアラビアの政府系金融機関PIF傘下のQiddiyaが開発主体となる。3つのテーマパークのうち一つは「ドラゴンボール」にちなんだ施設になる。この投資計画も、石油後をにらんだサウジアラビアの経済多様化とソフトパワーに軸足を置いた案件に位置づけられる。
これ以外では、両国の国防分野の協力強化について定める合意が締結された。両国の経済省の間で、AIに関する協力を推進する旨の合意趣意書にも調印がなされた。このほか、仏海運大手CMA CGMは、サウジアラビア・ジッダ港の開発に関する契約をRed Sea Gateway Terminalから獲得(投資額4億3400万ユーロ)。仏アルストム(鉄道機器)は、リヤドのメトロへの車両の追加供給契約(5億ユーロ)を獲得した。