欧州委、輸入オーガニック食品の検査を強化へ

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト欧州レポート

欧州委員会は7月27日、規格不適合のリスクがある輸入オーガニック食品のリスト策定に向けて、パブコメ募集を開始した。関係各方面の意見を聴取した上で、リストを策定して監視強化の対象とする。2027年年頭の施行を予定する。
オーガニック食品への信頼感醸成を目的に監視を強化する。この措置は2018年の欧州連合(EU)法令により枠組みが定められていたもので、それに基づいて実際に発動する。具体的には、中国産のショウガ、お茶、大豆、ペルー産のバナナ、アボカド、カカオ、エクアドル産のバナナ、トーゴ産の大豆、トルコ産の干しブドウが欧州委案においてリストアップされている。オーガニック食品は、通常の食品と比べて価格が20-50%高いが、オーガニック食品としての仕様書を満たしていない製品がオーガニックとして販売されれば、不当に高い代金を消費者が騙されて支払うことになる。
欧州委は、リストアップされた種別の製品を対象に、検査を強化する。疑いの強さに応じて、輸出国において行う検査と、輸入時に行われる検査にそれぞれ最低限を定めて、偽オーガニック食品の排除を徹底する計画。欧州委は、パブコメの結果を踏まえて、法令案の採択を9月までに終える予定。