ガルニエ宮の改修工事、工期が2年から5年に延長

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パリ・オペラ座のアレクサンダー・ネーフ支配人は7月2日、当初2年間の予定だったガルニエ宮の改修工事が2027年から2032年までの5年間に及ぶ見通しであると発表した。舞台周りの塗料に含まれる鉛を除去する必要から工期が延びた。
ガルニエ宮の工事日程が延長になったことで、その後に予定されているオペラ座バスティーユの改修工事の開始時期も2030年から2033年に繰り越される。工事中の公演は、空いている方のオペラ座で続けられるほか、市内の複数ホール(シャンゼリゼ劇場、シャトレー劇場、シャイヨー劇場、パリ市立劇場)でも行われる。当初は工事中も続けられる予定だったガルニエ宮の見学者受け入れは、採用される鉛除去の技術次第では、機器搬入と騒音を理由に最初の2年間は停止される可能性もある。工事費用はガルニエ宮が2億7200万ユーロ、バスティーユが3億9800万ユーロと見積もられていたが、工期延長により追加費用が生じる。工費の25%は国が負担し、残りはメセナと公演収入によって賄う予定であり、資金確保が課題となる。