スリップ・フランセ、上場計画を発表

投稿日: カテゴリー: 日刊メディアダイジェスト欧州レポート

メイドインフランスを売り物とするスリップ・フランセは6月25日、上場を予告した。フランス革命記念日に当たる7月14日にパリ市場の「ユーロネクスト・グロース・パリ」区分にて取引を開始する。
スリップ・フランセは国産の男性用下着を製造・販売している。2025年には、2110万ユーロの売上高に対して、70万ユーロの純利益を記録した。上場に伴い500万ユーロの増資を行う。売り出し価格は14.80ユーロに設定され、25日より7月9日まで応募を受け付ける。上場では、総額1580万ユーロ相当の株式が流動株となる予定で、これには、上場を機会に既存株主が売却する分(700万-1080万ユーロ相当)が含まれる。
スリップ・フランセのジボーCEOは、自社への投資が、国内の雇用とノウハウ、持続可能な製造業への投資を意味すると強調し、経済的愛国心に訴えて小口の投資家に投資を呼びかける姿勢を打ち出した。同社は当初、国産の高級品というポジショニングで、贈答品などの需要を掘り起こす戦略を採用していたが、現在では、より手頃な価格での日常的な製品の投入へとシフトしつつある。上場では消費者への知名度向上と発展戦略の資金確保の両面を狙う。