理想的なインバウンド客

投稿日: カテゴリー: 大熊猫集団の井戸端会議

あるサイト(https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2605/19/news011.html)を見ていたら、インバウンド客招致を狙う日本の観光地が次に力を入れようとしている有望な国の第三位にフランスの名が挙がっていた。一昔前なら、ちょっと意外に思っただろうが、今では全く当然にしか思えない。筆者の趣味の関係で、筆者の周りには日本びいきの人が多いので、あまり参考にはならないが、それでも、日本に行ったことがある、あるいは行きたいという人は急増している。私事で申し訳ないが、先に日本に一時帰国した時にも至るところでフランス語を聞いたし、姫路で一泊したホテルの大浴場でも、フランス人の若者2人に出会った。そのうちの1人は、日本はもう2度目だそうで、京都や奈良、東京、大阪はもう回ったので、今度はより周辺地域を回りたいと言っていた。彼らは姫路城の美しさは圧倒的だったと言っていた。別のサイト(https://honichi.com/news/2026/05/26/weekmatome_20260526/)によると、2026年4月の日本のインバウンド観光客数では、フランスは過去最高を記録したらしい。フランスからのインバウンド客が増加しているのには、日本のマンガやアニメで育った世代に日本を訪問できるだけの余裕ができたことが大きく影響していると思われる。彼らの中には、アニメやマンガの聖地巡礼にようやく出かけられるようになった人たちも多かろう。フランス人達は、他の国々よりもバカンスが長い上、比較的若く退職する人たちも多いことから、長期滞在をしやすい上、フランスよりも日本の物価が非常に安いことから、インバウンド消費額も多くなる可能性があり、インバウンド客として確かに魅力があると思う。彼らの中には、せっかく日本まで行くのなら、最低2、3週間は滞在したいと思っている人々がかなり多いと思われるが、それだけ時間があれば、東京や京都などのメジャーな観光地だけでなく、他のちょっとマイナーな観光地にまで足を延ばせる余裕がある。長期滞在型で、地方にも足を延ばしてくれるインバウンド客。これは、日本のインバウンド客招致のある種のモデルケースとなるのではないかと思う次第だ。