仏国鉄SNCFで6月10日(水)に24時間のストが行われる。運行がかなり大幅に乱れる見通し。
高速鉄道(TGV)では、平均で33%程度が運休となる。InouiとOuigo(格安サービス)の両方が対象になる。SNCFでは、運行される他の列車に振り替えることで、旅客の足を全面的に確保することが可能だと説明している。運休する列車の予約券は全額が払い戻し(又は手数料なしで振り替え)の対象となる。長距離在来線(アンテルシテ)は50%の運休が予定されている。ローカル線は、パリ首都圏を含めて、半数以上の路線で大規模な運行の乱れが生じる見込み。SNCFは9日の17時時点で、10日の運行状況をまとめて開示する。
今回のストは、SNCFの主要労組のうち4労組(CGT、UNSA、Sud Rail、CFDT)の合同の呼びかけで行われる。カステックスCEO(元首相)の就任後では初の大規模ストとなる。労組側は、ローカル線(TER)及びアンテルシテの自由化に伴い、対象事業における就労条件が悪化することを懸念。それに加えて賃金引上げも要求している。労組は11日に会合を開いて、経営側の反応を踏まえて今後の対応を決める。再度のスト予告がなされる可能性もある。