フランス流オレオレ詐欺

投稿日: カテゴリー: 大熊猫集団の井戸端会議

先日街中を歩いていたら、見知らぬ男に突然声を掛けられ、「よお、久しぶりだな。俺を覚えてるか」と手を差し出された。まったく覚えがなかったが、筆者は、趣味の関係で結構色々な人と会うことが多いので、反射的に握手してしまったところ、「ちょっと悪いが、すこし金を貸してくれないか」と言う。お、これは怪しいと思い、「悪いが、遠慮してくれ」と言うと、ぷいと顔を背けて去っていった。日本のオレオレ詐欺のことは知っていたが、フランスにもあるのには驚いた。その上、日本のオレオレ詐欺は電話なのに、フランスでは対面でというさらに大胆なやり方だ。こんなのに騙される人はいるんだろうかと思ったが、要するに、筆者がよっぽどお人好しの顔、すなわち間抜け面をしてたからではないかという根本的な疑問が浮かんできた。間抜けと間抜け面は違うということにして自分を納得させたが、人間、結局顔なんだなとしみじみ思ったものだ。それにしても、フランスのオレオレ詐欺が、日本のオレオレ詐欺に想を得たものではないことを祈りたいものだ。