インスタレーション「ポンヌフの洞窟」、外観が出現

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ストリートアーティストのJRがパリのポンヌフを舞台に設置するインスタレーションが5月21日朝に姿を現した。6月6日に一般公開が始まる。
インスタレーション「ポンヌフの洞窟」は、クリストによるポンヌフの梱包アート(1985年)へのオマージュとして計画された。山岳を思わせるインスタレーションで全体を覆うという趣向で、インフレータブル構造物の設置が20日夜に行われ、一夜にして外観が出来上がった。
JRは43歳。今回のインスタレーションは民間資金を集めて実現し、公的資金は一切受けていないという。21日朝の作業中には、通りすがりの初老の女性から、「クリストは素晴らしかったけれど、これは小汚い。零点よ」と罵倒される場面もあったが、にこやかに対応していた。頑固な高齢者にけなされるのはむしろ成功の証でもあろうが、「近くからだとあまり見栄えがしない」という通行人の評もあった。鉱物的で鋭角な材質感のトロンプルイユ効果は確かに遠くから見ないと効き目がなく、近くに寄ると風船めいた印象が強くなる。一般公開が6月6日から28日まで、1日24時間のアクセスが可能という。見学料は無料。内部がどうなっているかは公開までのお楽しみということで、一切情報が開示されていない。